テイキング・ワン施工例のページ

テイキング・ワンの施工実例を集めたページです。まだ掲載物件は少ないですが、随時増やしていく予定です。どうぞごゆっくり見ていってくださいませ。

キッチンリフォーム工事 H様邸

キッチンをリフォームしよう!と思うきっかけは、

1.水栓金具や排水管からの水漏れ

2.換気扇がこわれた

3.台所の床がブカブカ

以上の3点が圧倒的に多いですね。

もちろん、それだけが理由ではなく、ほとんどの方が、「前々からリフォームしたいと思ってはいたけれど、キッチンが使えないわけではないし、なんとなく贅沢な気がして、なかなかリフォームに踏み切れなかった」と、おっしゃいます。

主婦の城であるキッチン(シンク)は、浴室やトイレのように家族みんなが使う場所ではないだけに、「自分だけのためにリフォームするみたいで、気がひける」と感じられる方が多いようです。

それだけに、いざリフォームということになると、必要以上に凝ってしまうのもキッチンリフォームの特徴です。

夢は無限に広がるけれど、予算や現実の間取りと照らし合わせると、夢の半分も実現しない・・・そんなときこそ、リフォームのプロにおまかせいただきたいと思います。実現可能な範囲で、できる限りの工夫をこらし、あとは予算にあわせてシステムキッチンのグレードをあげたり下げたり。

最初から、「あれもこれも」と考えるより、「これだけは」という部分を優先して、捨てるべきところは捨てる。そうすることで3年後、5年後に、「リフォームして本当によかった」と必ず感じていただけるようなご提案を、わたしたちは提供したいと思っています。

さて、前置きが長くなってしまいました。

今日はH様邸のキッチンリフォーム事例をご紹介します。H様はTOTOショールームのイベントにご来場のさい、

「吊り戸棚は、いまのままでいいから、下のシンクだけを取り替える」

と、おっしゃっていました。

そういうリフォームも、近年増えてきました。吊り戸棚が作り付け家具のようになっていたり、ぜんぜん痛んでいなかった場合、下台だけを取り替えても、そう違和感はないのです。ただしそれは、現場の状況によります。

f:id:soratobujutan:20100525181514j:plainH様のキッチンの場合、レンジフードがひどくお手入れしにくいものだったため、「換気扇だけは新しいものに取り替えたい」というご要望だったのです。

だけどご希望のレンジフードと、いまのフードとは、大きさが著しく違うため、取り替えるとなると、吊り戸棚を撤去しないと入りません。

それらのことを含んだ上で、最終的にH様は、

「せっかくリフォームするんだから、後悔しないように、ちゃんとやろう」

と決められて、吊り戸棚も下台の扉がらにあわせて取り替える決心をされました。以下はキッチンリフォーム工事の流れです。

f:id:soratobujutan:20100621091800j:plain流し台を撤去したところです。こんな風に、器具を置いていないところはタイルが貼られてないんですね。

f:id:soratobujutan:20100621092017j:plain流し台を全部撤去し終わりました。新しいキッチンにあうように、給排水管を移設します。

f:id:soratobujutan:20100621105702j:plainこれからキッチンパネルを貼っていきます。

f:id:soratobujutan:20100621165807j:plainキッチンパネルを貼ったら、いよいよシステムキッチンの組み立てです。

f:id:soratobujutan:20100621165812j:plainレンジフードと吊り戸棚が入りました。

f:id:soratobujutan:20100622105143j:plain引き出しが入ると、いよいよ完成に近づいていきますね。キッチンはTOTOのクラッソです。

f:id:soratobujutan:20100623122155j:plainできあがりです!あとは細部をお掃除して、お引き渡し完了です。

上下とも白い扉柄にしたからキッチン全体がとっても明るくなって大正解、お客様も大満足。その後、当社で浴室のリフォームもされました\(^o^)/ 

いかがでしたか?

もし、最初の予定通り、吊り戸棚は取りかえずに下台だけを取り替えていたら。。。こんなふうに、きっちりとは収まらなかったと思います。

 

私たちは、お客様の夢やご希望に充分耳を傾けた上で、出来ないことは出来ない、おかしなことはおかしいと判断して、最終的なご提案をしています。

その上でご満足いただいているお姿を拝見するとき、そのときだけが、「やりがい」を感じることのできる一瞬です。

 

H様、本当にありがとうございました!