クリナップのキッチンでLDK改装工事 床暖房が最高です!
まずは完成写真からご覧下さい。
ピッカピカのキッチンは、クリナップ。大容量収納ボードもすべてクリナップという、とっても豪華なフル装備キッチンとなりました。さてさて、これだけのフル装備になったのには、理由があります。
実はお施主様は、調理関係のお仕事をされていて、自家製の野菜などを調理することもあり、リフォームにあたってキッチンの充実は欠かせない部分だったのです。
下が、リフォーム前のキッチンの写真です。
お手入れが行き届いていて、ステンレスの部分はピッカピカですね。でも、たくさんのフライパンや鍋が吊されていて、収納の少なさが写真だけでもうかがい知れます。
それと、台所の照明がついていますが、実は撮影したのはお昼間だったのです。そう、間取りの都合で光が入らず、昼でも照明が必要なくらい、暗かったのです。
「明るくて風通しが良く、使いやすいリビングダイニングに」
これが奥様の長年の夢でした。
さて、では、どうすればそのような間取りになるのでしょうか。
以下は、リフォーム前の図面です。
台所とリビングが続き間になっているものの、物を置く場所がない等のいきさつから、だんだん続き間を隔てる引き違い戸は開けないことが多くなり、今ではだれも入ることがなくなって。。。
お客様がいらした時だけ、廊下がわのドアを開けて入っていたのが現状でした。
そしてこれこそが、光と風を通さない大きな原因だったのです。
じゃあ、開ければいいじゃない。
でも、それでは、キッチンに入りきれない大量の道具達はいったいどこへ置けばいいの?
そこが今回のリフォームのカギとなりました。
さっそく、光と風の通る間取りの図面起こしにとりかかります。
テイキング・ワンでは、ことあるごとに言っていることですが、図面を書く時は、食器棚やテーブル、テレビ、パソコンなど、家具や電気製品をどこに置くかを考えながら作成します。
なにも置いてない空っぽの図面なら、それはさぞかし広々として明るく感じることでしょう。でも、実際の生活は、箱の中でするわけではないですから、必要な家具を配置した上で動線や、光と風の通り道を確保していくことが重要になります。
そして出来上がったのが、下の図面です。
もちろんシステムキッチンやテーブル、ソファ、冷蔵庫などは実寸をもとに配置しています。これだと、実際に料理をするときの自分の動き、お客様がみえたときの動きなどが想像しやすいですよね。
「ここはもっと広くとりたい」
「テーブルはもっと大きい物を買換ようと思っていたけど、窮屈になりそうだからやめにしよう」
などといった改善案も見えてきます。
そして、電化製品を置く場所が決まったら、コンセントの位置なども「ここに4つくらい必要ね!」と、具体案まで出てきます。
そして最終提案で決まったのが、「床暖房」です。
光と風が通りにくい というお悩みの次に感じてらしたのが、「底冷えする」こと。
北側だからある程度はしかたないとしても、底冷えは体に良くありません。
古い床を1度全て取り払って断熱材の上に新しい床を置く事は決まっていました。新設のガラス窓も、寒さ対策として二重ガラスに決まっていました。
それでも、やはり、床暖房があるとなしでは大違いです。
図面ではわかりにくいかもしれませんが、床の色が真ん中あたりが少し濃くなっている部分があります。表面はまわりの床とまったく区別がつきませんが、色の濃い部分にのみ床下に配線キットが入る事になります。
こんな感じですね。
詳しくは大建工業の床暖房のページをご覧下さい。
http://www.atatakalife.com/product/twin12-vc/index.html
さて、長くなりました。その床暖房を設置したあとの全体の床の様子です。
仕上げの床が同じなので、表面は床暖房の入っている所とそうでない所の区別がまったくわかりません。
ところが、足を載せたとたん、
「わ、あったかい♥」
と、♥入りのため息がつい漏れてしまう、そんなやさしい暖かさなのです♥♥♥
広くて明るく、しかも暖かいリビングダイニングのできあがりです\(^o^)/
収納力たっぷりのクリナップのキッチンは、清潔感も高級感も、そして使い勝手もばっちりです!!