またまた屋根板金から雨漏りが。
最近外回りの改修工事依頼が増えているテイキング・ワンです。
今回ご紹介しますのは、ここのところ非常に増えている、屋根板金に穴があいて、そこから室内に水が漏れてくる事例です。
2012年3月に、別のブログでもご紹介しました。
結果を見れば、「ああ、ここに穴があいて、ここから雨がもれてくるのね」と、すぐにわかりますが、住んでらっしゃる方は、まず、室内に雨漏りしてきてビックリ!
というところから始まります。
すごく不安ですよね。
この雨漏りは、どこからきているのか。
原因は?
修理するのに、いったいどれくらいかかるの?
その前に、どこに相談したらいいの?
今日ご紹介するYさまも、同じように、「どこに相談すればいいのやら」と考えてらっしゃいました。
と、いうのも、過去に何回もリフォーム工事をされて、そのたびに、信頼を裏切られてこられたからだそうです。
それで、ゴルフ場で一緒にプレイされたお知り合いに相談してみたら、
「近くにテイキング・ワンがあるやないか」
と言われ、なんとその方がテイキング・ワンの事務所前までY様を車に乗せてきてくれたそうなのです。
その日は日曜で、テイキング・ワンは開いてなかったのですが、後日Y様が、ふらっとご訪問くださり、そのようにお話くださいました。
Y様を連れてきてくださった方は、だいぶん以前に当社で工事をされた方で、わたしもよく覚えている方でした。
とってもうれしかったので、ちょっと書かせていただきました。
本題に戻ります。
さっそく雨漏りしているという屋根を調査にうかがいますと、またもや板金に穴が。しかも2か所も。
室内に漏れてきている場所からみて、原因は間違いなく板金にあいた穴でしたので、さっそく補修費を見積して、工事までの間に雨が降っても水漏れしないよう、応急処置をしてから本工事までの期間をお待ちいただくことになりました。
応急処置をしたあと、まとまった雨が降ったのでY様に雨漏りしていないかどうかお尋ねしたところ、
「まったく雨漏りしてないよ。やはり原因は、板金の穴だったんだね」
と、とてもご機嫌でした。
ちょっとわかりにくいですが、丸をつけたところに穴があいています。
ちょうど屋根と屋根とが重なる場所で、雨漏りの経路は複雑でした。
では、工事の模様を写真で追いかけていきます。
板金を取り換えるためには、まわりの瓦をいったん撤去します。
防水のルーフィングを入れて、
今度は穴があかないように、ステンレスの板金を入れます。
さきほど、いったん撤去した瓦を板金にかぶせて、あとは仕上げ工事を残すのみです。
2012年3月ブログの記事と、内容はほとんど変わりません。
板金に穴があくのは、ほとんどが銅版です。
昔のお宅は、ほとんど銅版を使用していましたから、酸に弱い銅版に穴があく事例があとをたたないようです。
似たような事例で、これも、潜在的にとても多い事例ですが、バルコニー内部の水漏れもご紹介します。
続きは後日upします。