床下断熱 畳の部屋の場合
こんにちは。
今日は良い天気で、やっと青空の下に咲く桜の花を見ることができました。
やっぱり桜は、少々カスミのかかった、でも抜けるような青い空に浮かび上がる薄桃色が絵になります。
そしていよいよ春から初夏へと季節は移り、「寒い寒い」と震えていた冬の生活とはしばらくさようならです。
でも、断熱リフォームを対象としたエコリフォーム補助金は、5月~6月が第二回申請受付期間ですので、ぜひ今のうちに補助金リフォームしておきましょう!
今日は、前回の床下断熱リフォーム記事の続きで、和室の現場をご紹介します。
床下に断熱材が入っているお宅でも、畳の部屋にはほとんど断熱材が入っていないのが現状です。
畳をはぐったら、こんな風になっているのを見たことがある方も多いと思います。
畳の下に敷かれた板を取ったら、その下には断熱材もなにもなく、基礎の地面が見えるのがふつうです。
でも、これじゃ寒いのは当たり前です。
断熱を考えたとき、和室を洋室にリフォームするのも有効ですが、ちょっと費用がかかります。
なので畳の下にも断熱材を入れてしまいましょう。
では、畳や板を全部あげて工事開始です。
この状態から、根太の間に断熱材を入れていきます。
きっちりと隙間なく断熱材が入っていますが、これ、スポンと下に落ちないの???
って、思いますよね。
実は、金物を使って、こんな風に断熱材を支えているんです。
和室の場合は畳をはいで、床上から施工できるので、フローリングの下にもぐって断熱材を下から接着する方法よりも工事がらくで、畳6畳の和室なら、半日程度で工事は終わります。
工事費用は、1㎡につき5,000円程度です。
現地調査をして、これより安くなることもあるし、高くなることもありますが、大幅に変わることはありません。
床下断熱リフォームをされた方は、
「いままで床の上をスリッパなしで歩けなかったのに、もうスリッパなくても全然足が冷たくならない」
「暖房がよく効くようになった」と、断熱リフォームの効果に驚きと喜びの感想を言ってくださいます。
部屋の中にいるのに、スースーとした寒さが体にこたえる、という方は、ぜひ床下の環境をご確認ください。
断熱材が入っていなかった場合は、入れることをおすすめします。