塗装工事現場便り A様邸
外壁塗装工事は、もしかしたら皆様にとって最も身近なリフォームなのかもしれません。
いろんな業者さんがやってきて、「屋根や壁がいたんでますよ。塗り替えませんか?」と訪問販売してきたり、電話がかかってきたり。
テイキング・ワンでも外壁や屋根の塗装をしていますが、こちらから積極的におすすめすることは少なくて、むしろお客様の方から相談があることが多いのです。
どんなご相談かと言うと、
「○○会社の▽▽さんという人がきて、『このままじゃ屋根が雨漏りするからすぐに塗装した方がいいですよ。今なら80万円のところを60万円でしてあげます』って言って帰ったんだけど、本当に雨漏りするのかしら!」
または、
「お宅は道路際で目立つから、モニター価格で200万円の塗装を150万円でさせて下さいって言われたけど、それでも高いような気がするのでテイキング・ワンで見積もってくれる?」
などといった内容です(^.^)
塗装で雨漏りが防げるとは思えないですし、なにを根拠に「このままじゃ雨漏りする」と言っているのかわかりませんので、気にしなくていいとは思うのですが、どうしても心配とおっしゃる方には、瓦の点検ができる、ちゃんとした職人さんをご紹介しています。
点検の結果、特に問題なければ、点検料だけいただいて帰りますし、もしなんらかの補修をした方が、のちのち良いようであれば、補修工事の提案や見積をお出しして、ご検討いただきます。
とりあえず、今、実際に雨漏りしているのが目で見てわかるようでなければ、そんなに急ぐ必要はないでしょう。
あと、150万円という見積が高いか安いかは、工事の内容によりけりなので、一概には言えません。安くても、かえって心配と言われる方もおられます。ペンキを水で薄めて塗るんじゃないか、二度塗りとか言って本当は一度しか塗らないんじゃないかと、疑いだしたらキリがありませんので、値段だけではなく、本当に信用に足る見積内容かどうかでご判断ください。
テイキング・ワンでおすすめしているのは、塗装の時に、板金を取り替えたり、木の部分を樹脂製のものでカバーしたりする補修工事を同時にやってしまうことです。
屋根の板金や、破風の木部は、どうしたって年月が経てば錆びたり腐ったりします。
それを塗装だけで防ぐことはほぼ不可能です。もし塗装だけでメンテナンスを考えるなら、そういう痛みやすい部位は一年に一回くらいマメに塗装しなくてはいけません。
耐久性にすぐれたガルバニウム鋼板やステンレス板金に取り替えたりカバーしたりすれば、メンテナンス性は格段にアップします。
こういった補修工事には足場が必要ですから、塗装の時に一緒にしておけば、割安で工事できるのです。
と、百の言葉を尽くすより、写真でご紹介した方がわかりやすいですね。
1.こちらのお宅、A様邸は築後30年未満の工業化住宅です。玄関のヒサシの鉄部がペンキがはげてぼろぼろなので、はずします。
↓↓↓ ガルバニウム鋼板で巻いて、スッキリ美しくなりました。
2.屋根の板金が錆びてしまっています。
↓↓↓ こちらもガルバニウム鋼板に取替。板金職人さんが、平らな鋼板を、このように屋根の形にあわせて折ったり曲げたり加工して持ってきます。すごわざです。
棟を鋼板で覆ったあとで、瓦にこびりついた苔を落としながら高圧洗浄します。
3.屋根塗装前
↓↓↓ 塗装後です。ピッカピカ。
4.雨戸もいったんはずしてから、一枚一枚ていねいに仕上げます。
5.雨樋も、傷みがひどい場合には取替できますし、金具だけ取り替えることもできます。
いずれにせよ、住宅によって状態は異なりますので、補修工事のやり方も千差万別、予算だって限りがありますから、全体のバランスを考えながらご提案・お見積もりしています。
住宅メンテナンスの総合的なご提案は、ぜひ(株)テイキング・ワンにご相談くださいヽ(^。^)丿
テイキング・ワンHP http://www.taking-one.com/